競馬の放送

競馬の放送

日本での競馬テレビ中継は1953年に、日本テレビが船橋競馬場の競走をテレビ中継したのが始まりである(これを記念して船橋競馬には日本テレビ盃というレースがある。なお、2006年時点では日本テレビでは競馬中継は行っていない)。中央競馬は、1953年にNHKが春の中山大障害を中継したのが最初である。 関東の民間放送では、1956年にラジオ東京テレビ(現在の東京放送)が東京開催の中継を行ったのが最初で、その後1959年に日本教育テレビ(現在のテレビ朝日)が、さらに1960年よりフジテレビジョンが中継を開始し、一時は東京開催が日本教育テレビの、また中山開催がフジテレビジョンの中継となった。1962年より、関東開催はフジテレビジョンの単独中継となった(関西で関西テレビ放送が中継を行っていた為の措置と言われる)。 また関西の民間放送では、1957年に大阪テレビ放送(朝日放送の前身)により桜花賞が放送されたのが最初であるが、関西テレビ放送が開局と同時に競馬中継の放送を開始し、2006年現在でも引き続き行われている。また、東京十二チャンネル(現在のテレビ東京)や、近畿放送(現在のKBS京都)やサンテレビジョンでも、開局時より競馬中継を開始している。

ラジオ中継は、1932年に、当時の札幌競馬倶楽部で行われた競馬を中継したのが最初である。その後もNHKにより、単発的に中継放送が行われていた。民間放送では、日経ラジオ社(ラジオ日経、旧日本短波→ラジオ短波)で1956年より中央競馬実況中継を行っており、場内の公式実況でもあるほか、アール・エフ・ラジオ日本(旧ラジオ関東)も、1959年より、東日本地区の中央競馬実況中継を行っている。

近年はインターネットを用いた映像提供が、地方競馬を中心に盛んに行われている。2006年1月現在、荒尾競馬場以外のオンデマンド配信(録画配信)を行っており、ライブ配信は最後まで導入していなかった荒尾競馬場が「TV Bank」にてライブ配信を開始したことにより、全ての主催者で視聴できるようになった。D-Netによるダートグレード競走のライブ配信を除いては、いずれも無料で行われている。中央競馬においては、衛星放送とケーブルテレビ網を利用したグリーンチャンネルによる映像配信事業が中心であり、インターネットでのライブ配信は行っていない。オンデマンド配信についても、中央競馬ピーアールセンターによるJRA-RACING VIEWERが有料サービスとしてで行われているのみである。